10月31日(金)後楽園ホール大会、メインイベントでのVS郷野聡寛(パンクラスGRABAKA)戦がいよいよ今週末に迫ってきました。そこで恒例のホームページインタビューですが、そのVS郷野聡寛戦に関してのお話をうかがう前に、先ずは前回の試合、6/22梅田ステラホール大会でのVS佐々木有生(パンクラスGRABAKA)戦についてお聞きしたいと思います。今回のVS郷野戦と同じく、約2年半ぶりの再戦となったVS佐々木戦でしたが、結果、1ラウンドでのKO勝ちと見事リベンジに成功しました。
渡辺大介:え〜、自分の自信にもなりましたし、やってきたことは間違いじゃなかったなって確信もしましたし。それが大きいですね。自分自身に「よし、いける!」っていう、手応えを感じました。

パンチでのKOというフィニッシュだったんですけど、そのフィニッシュ自体は予想通りでした?
渡辺大介:そうですね。あんな感じで、バンバンバンって打ち合いになれば、当てる自信もありましたし、当たったら倒す自信もありましたね。

VS佐々木戦での勝利の後の周りの反応はどうでした?
渡辺大介:みんな喜んでましたよ(笑)。「頑張ったね」「すごいね」って感じで。僕を応援してくれた人たちはですけどね(笑)。

では、そのVS佐々木戦から約4ヶ月の間がありましたが・・・。
渡辺大介:そうですね。もう、ギリギリですね。これ以上空いちゃう結構イヤなんで、4ヶ月がギリギリですね。

この4ヶ月間はどのようにお過ごしになってました?
渡辺大介:やっぱり両国(8/31)に出場できなかったのがキツかったので、その部分で結構ストレス溜まりましたけど、まぁ、別にここで郷野選手と対戦するチャンスをもらったっていうのと、あと、ここで勝って次の11月の両国っていうのがありますから・・・。だからこの4ヶ月は4ヶ月で練習もしてましたし、良い4ヶ月が過ごせたと思います。

この4ヶ月間での練習で、こういうところに力を入れたっていうことに関して、お話しできる範囲で教えていただけますか?
渡辺大介:そうですね・・・まずは自分の良いところを更に良くしなきゃいけないと思うので、その部分と、あとは自分のダメなパターン、自分の良くないパターンっていうのをなるべくなくすように練習では心掛けてましたね。

わかりました。では、今回のVS郷野聡寛戦に関してうかがいますが、現在発売中の『格闘技通信』誌(2003年11月23日号 No.337)でもお話しいただいていますし、今週木曜日(10/30)発売の『週刊プロレス』誌(2003年11月13日号 No.1175)でもインタビューが掲載されますので、ここではズバリ、渡辺選手ご自身の中での、今回のVS郷野戦のテーマをお聞きしたいと思います。
渡辺大介:この1戦のテーマですか? テーマ・・・?

郷野選手へのリベンジなのか? 11/30両国大会への切符になるのか? 何が一番今回のモチベーションになってますか?
渡辺大介:ん〜、すごく大きいんですけど、再戦でリベンジするっていうのと、あときっちり勝てば、そのまま自動的にその後の両国大会があるので、ある意味そこに向けての通過点ではあるんですけど、大きい試合ですよね。大事な、そこにいくための大事な試合でもあるし、リベンジでもあるし。あと、今後、世界レベルの選手と対戦していくであろうと思うので、ここで郷野選手にしっかり勝って、自分の闘い方が通用すればかなり自信になると思うので、更に自分に自信を付けるために、非常にナイスタイミング!的な試合ですね。

今回、メインイベントでの試合になります。過去、渡辺選手は『ネオブラッド・トーナメント』での決勝(2000年8月・梅田ステラホール VS星野勇二戦)でメインイベントに出場していますが、通常のワンマッチでは初のメインイベントということになります。その辺は意識していますか?
渡辺大介:してますよ。やっぱりメインは大事じゃないですか。最後の試合が盛り上がるっていうのがすごい大事なのと、あと、実際僕が前半とか中盤でいくら良い試合をしてても、メインが良い試合をすると結局全部持っていかれちゃうじゃないですか。せっかく良い試合をしたけど、何か結局最後のメインに持っていかれたなって。だからある意味おいしい場所ですよね。ホントに。アピールするには絶好の場所であるわけですから、楽しみでしょうがないですね。

わかりました。では、今度の試合からちょっと離れたお話を。渡辺選手が試合に出場していらっしゃらなかったこの4ヶ月の間に、パンクラス全体の流れで見て、とても大きな出来事がありました。もうお分かりと思いますが、無差別級のベルトの新日本プロレスさんへの流出です。近藤選手、高橋選手という、ismのトップ選手2人が次々とジョシュ・バーネット選手(新日本プロレス)に敗れてしまいましたが、この事態を渡辺選手はどうご覧になっていますか?
渡辺大介:いや、もう、やるしかないですね。そろそろ。取り合えずあの2試合を観て、ジョシュ・バーネットはやっぱり強いなって思いましたね。やってみたいなって思いました。

パンクラスismが2連敗を喫したということに関してはいかがですか?
渡辺大介:近藤さんと高橋さんが負けたっていうのは、やっぱり厳しい状況だなって思いますね。なので、どうにかして取り返さないといけないので、そのためにも今回勝って、11月の両国でも勝って。今、自分はランキング5位ですけど、まだあまり認められてない部分があるので、どうにかして自分自身をもっとアピールしていきたいですね。そこまで。まぁ、その時までジョシュがベルトを持ってるのか?っていう問題もあるんですけど(苦笑)。やっぱりismの誰かがやらないといけないって思ってるので、僕はやる気マンマンです。ハイ。

分かりました。では、今回のVS郷野戦をとても楽しみにしていらっしゃるファンの皆さん、また、渡辺選手を応援していらっしゃるファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
渡辺大介:え〜、ホントに調子は良いので期待して下さい。必ず良いモノを見せます。郷野選手がブッ倒れているところを見せますので、応援しまくって下さい(笑)。

渡辺大介選手database