第2試合 スーパーヘビー級戦 5分2ラウンド

折橋謙
(チームPOD)

山岸正裕
(YMC長野)
1R 0分17秒、TKO(レフェリーストップ)/グラウンドのパンチによる
■折橋謙(110.9kg)
■山岸正裕(111.2kg)
レフェリー:和田良覚

 17秒という試合でしたが、ファーストコンタクトのスタンドのパンチ、フックの様でしたが、そこで折橋選手は意識が飛んでしまいました。その直後、山岸選手は冷静にパウンドに移行して勝負を決めました。折橋選手は意識が飛んでましたので、グラウンドでのパンチになった時点で、KO負けはやむをえなかったと思います。試合を止めてからも、折橋選手は「未だ試合が出来る」という意思表示をしましたが、大きな事故に繋がってしまいますので、和田レフェリーは止めて正解だったと思います。スパーヘビー級というのは本当にワンパンチで決着が付きます。100kg超の選手のワンパンチは怖いですから、やはりディフェンスをしっかりする事と、打つ時はしっかり打つ事。これが勝つポイントになるかと思います。この階級を制そうとするなら、顔面を打たせないだけのディフェンス力が必要で、動きの速さを保つ事、そしてスタミナだと思います。基本的な練習量が足りていてスタミナがあれば、顔面も打たれ難いと思いますので、ポイントはその部分だと思います。残念だったのは、今迄の試合開始前の折橋選手と比べると、少し試合に油断とは言わないまでも、慣れてしまったかなと思います。あの追い詰められている、折橋選手らしさが見受けられなかったのが残念だと思います。次に期待してます!

>>> N E X T