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■ 第6試合 GRABAKA vs BRAZILIAN 3vs3】先鋒戦 ライトヘビー級戦 5分3ラウンド |
ランキング10位
山宮恵一郎
(パンクラスGRABAKA) |
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ランキング3位
ニルソン・デ・カストロ
(シュート・ボクセ・アカデミー)
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3R 5分00秒、判定/0-3 |
判定:梅木良則(29-30)和田良覚(28-30)岡本浩稔(29-30)
■山宮恵一郎(89.0kg) セコンド:菊田早苗、郷野聡寛
■ニルソン・デ・カストロ(89.85kg)
レフェリー:廣戸聡一
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山宮選手のスタンドの打撃での卓越した技術は、やはり非凡だなと思いました。懐のポイントに入ってのコンビネーションはさすがに速いし安定してました。対してカストロ選手としては、強く相手を打ち崩していきました。その中で粘り、良い形で山宮選手も上を取っていきますが、そこからのカストロ選手のガードは堅く、そこから先を許してもらえませんでした。ここの所がこの試合のポイントに尽きます。そしてカストロ選手は下から良いパンチを当てていました。距離を誤ったり、間を空けてしまうと、下からのカストロ選手の打撃が入ってくるので、どうしても良いポジションを維持出来なかった事が、判定で山宮選手がポイント失った一つの要因ではないかと思います。テークダウンを取れば相手も速く起きようとします。逆に言うと、素早く何をすべきかを決めていかなくてはならないので、そういう意味では山宮選手が幅広い攻撃が出来る様になると、山宮選手の良さが数倍際立つと思います。カストロ選手は強いインパクト、それを安定して出せる力が、彼をランキング3位にいさせていると思いますので、より進化をしてベルトを意識してもらいたいなと思います。
>>> N E X T
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