セミファイナル 【GRABAKA vs BRAZILIAN 3vs3】大将戦 ミドル級戦 5分3ラウンド
ランキング2位
三崎和雄
(パンクラスGRABAKA)

フラービオ・モウラ
(グレイシー・バッハ・コンバット・チーム)
2R 2分13秒、ギブアップ/変形スリーパーホールド
■三崎和雄(81.8kg) セコンド:菊田早苗
■フラービオ・モウラ(81.75kg)
レフェリー:梅木良則

 1ラウンドはやや警戒する三崎選手が、大きめなアクション、過剰に体を大きく使いながらモウラ選手に対峙するのが目に付きました。モウラ選手は的確に三崎選手を追いかけ、基本通りに対応していきました。時間の経過とともに三崎選手の動きが繊細な中にもきちんと大胆な動作を入れていきながら、最終的には首を取りにいきました。入り方自体はセオリー通りでしたが、大変アドリブが効いていて、きちんと相手をコントロールをしてるが故に、以外にあっさりと極まってしまったなというフィニッシュでした。モウラ選手ももう少し、カストロ選手やシム選手の様に、強く速くというイメージがありましたが、今回は三崎選手と言うネームバリューも手伝い、おとなしい試合運びとなってました。そういう意味では三崎選手の実力というものが、実際に闘う前に作用してたのかも知れません。

 三崎選手自身の今年のオープニングでこういう形になりましたから、ミドル級のベルトもかなり近い形になって来たのかなと思います。このまま頑張ってタイトル獲ってもらいたいなと思います。

>>> N E X T