第2試合 フェザー級戦 5分2ラウンド

山本篤
(KILLER BEE)

のぶゆき
(和術慧舟會RJW/G2)
1R 3分14秒、ギブアップ/フロントチョーク
■山本篤(63.3kg)
■のぶゆき(63.5kg)
レフェリー:松宮智生

両選手共にレスリングの下地のある選手です。山本選手は元々きちんとした型を持った選手で、ある意味基本をきちんと守って闘うオーソドックスな選手です。ですから、のぶゆき選手がどういう闘いをするのか気になりました。RJWの選手のイメージからすると、破天荒という感じですが、どちらかというとトリッキーな思い切りの良い闘いをしていました。試合序盤は、お互いの細かいフットワーク。いわゆるスタンドでの間合いの試合でした。その中で、細かいローが出たり、のぶゆき選手のちょっとトリッキーな打撃が出たりという中で試合は動いて来ました。レスリングというステージの中で活躍されてきた2人なので、締まった試合になっていました。最終的に、のぶゆき選手のトリッキーさがあだになった形で、展開としては比較的早い形で、山本選手が一気にフロントチョークへ繋げて来ました。もう少しラウンドが重なるかと思っていましたので、1ラウンドで決着がついたのは、意外な感じでした。それ程に、山本選手は極めが強くなっているという事ですし、のぶゆき選手も元々極めの強い選手なので、そういう点では早い決着も当然かなと思います。山本選手はパンクラス復帰戦という事で、良い再スタートを切れたので、今後また、フェザー級の一角を脅かす様な形で名前を上げてもらいたいなと思います。のぶゆき選手はここからより一層度肝を抜く試合を見せてもらいたいと思います。

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