第1試合 ミドル級戦 5分2ラウンド

山田護之
(チームPOD)

瓜田幸造
(掣圏会館)
2R 3分37秒、ギブアップ/フロントチョーク
■山田護之(78.5kg) セコンド:折橋謙
■瓜田幸造(81.3kg) セコンド:桜木裕司
レフェリー:松宮智生

両選手共にパンクラスリングでのキャリアはほぼ同じ位で、ミドル級戦線にどう躍り出るのかという興味があります。やや打撃では有利な瓜田選手、グラップリングの山田選手という印象です。
ちょっと上半身の構えの角度を変えたのかなという感じの山田選手に対して、瓜田選手は正攻法で活路を見出していく試合でした。そして先程の戦前予想を覆して行ったのは、瓜田選手の練習量だと思います。体つきも変わり、動作一つ一つが意味を持ち始め、良く練習し、その方法も相当変えたのだろうと思います。これは掣圏会館さんのシステムや練習方法が変わって来た事が窺い知れます。パンクラスリングを経て、必要な物に対応していくというところでは、凄く良く練習していると感じました。これは山田選手が練習していないという事では無く、新しい下地が出来てきたのかもしれません。瓜田選手も疲れてはいるのですが、山田選手は2ラウンド中盤に1ラウンドの疲れが出て、動きが落ちて来たので、瓜田選手は細かい攻撃でリズムを作ってからフロントチョークを仕掛けて、フィニッシュでした。 瓜田選手は良く練習していたと思います。

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