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■ 第2試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド |
ランキング8位
和田拓也
(SKアブソリュート) |
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倉持昌和
(フリー)
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2R 5分00秒、判定/3-0 |
判定:和田良覚(20-16)小菅賢次(20-17)廣戸聡一(20-18)
■和田拓也(74.9kg) セコンド:竹内出、長谷川秀彦
■倉持昌和(73.4kg)
レフェリー:梅木良則
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和田選手は短髪にして、その印象からなのか、体重はそんなに変わっていませんが、大腿部や臀部が大きくなっている気がしました。そういう意味で和田選手が早い技、攻撃的な展開に上乗せする様に、しっかりした下半身を獲得しているとなると、倉持選手は相当苦労する事になるなと思いました。試合は和田選手が倉持選手を良く見て、手堅いスタートになりました。倉持選手は臆する事無く、自分のペースでどんどん出て行きました。対する和田選手ですが、右手に怪我をしているのではないかと思う位、パンチを使わずキックと、細かい騙しのパンチ。それに、細かいステップワークで翻弄しながら、自らのペースを作って行きました。倉持選手はそれに対処しようとしますが、和田選手の様な試合巧者には、試合の主導権を握られてしまうと、中々対応も難しくなり、立って、寝て、組んでの全ての部分で和田選手のペースを遺憾なく発揮されてしまいました。倉持選手もフルタイム粘りましたが、やや一方的な試合になってしまったかなというところは否めませんでした。最大差が4ポイントの20-16ですから、そういう意味ではさすが和田選手という試合でした。倉持選手は自分のペースを所々で掴みかけたのですが、もう一つ練習をして、最後まで自分のペースで闘えて来るともうワンランク上の闘いになるのではないかなと思います。
>>> N E X T
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