第5試合 第11回ネオブラッド・トーナメント ライト級決勝戦 5分2ラウンド

山田崇太郎
(TEAM JUNKiey)

中條実
(和術慧舟會東京本部)
2R 5分00秒、判定/3-0
判定:和田良覚(20-19)廣戸聡一(20-19)松宮智生(20-18)
■山田崇太郎(68.9kg)
■中條実(66.9kg)
レフェリー:小菅賢次

中條選手は何とかグラウンドに引き込みたかったのですが、思いのほか山田選手のスタンドでのバランスが良くなっていて、スタンドのレスリング、パンチ、キックの打撃が綺麗にバランスを取り、そのため中々引き込めませんでした。引き込もうとすると、あからさまになるので、印象点も良くないというところで、山田選手が1R開始早々から自分のペースでどんどん攻めて行ってしまったので、最大3ポイントの得点差で山田選手の文句なしの勝利でした。実力がどうというよりは、作戦といいますか、自分のバックグラウンドの部分での組み合わせで、山田選手が有利に運べたという部分がありました。それからトーナメントが進むにつれ、見て行くと、やはり山田選手の攻撃幅が拡がっていたというところでは、やはり練習の仕方、優勝に対する積極的なイメージみたいなものも含めて、トーナメントと同時に成長していたのが窺い知れて、大変好感の持てる勝利だったと思います。そういう意味では、その勢いを借りて、実力をもっともっと付けて貰いたいなと思いますし、中條選手に関しては、練習の幅を拡げて、実力を更に高めてもらいたいなと思います。

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