第2試合 フェザー級戦 5分2ラウンド

のぶゆき
(和術慧舟會RJW/G2)

井上学
(U.W.F.スネークピットジャパン)
2R 2:59、レフェリーストップ/グラウンドのパンチ
■のぶゆき(63.5kg)
■井上学(63.9kg)
レフェリー:大藪吉郁

井上選手も大変落ち着いていて、総合的な技術力が試合を通して見て取れました。のぶゆき選手も、レスリングという母体をしっかり駆使し、動きも速く、何をしようとするのかという部分の意思表示もしっかりと見られる、面白い試合をしてくれる選手です。ですが今回ばかりは、動きを封じられてしまいました。細かい打撃も含め、グラウンドでも終始コントロールされてしまった事が、のぶゆき選手のスタミナを大きく奪いました。こんなに疲れて、動きの鈍ったのぶゆき選手も初めて見たという位、その位井上選手は下できちんとコントロールしていきました。その中で盛り返していこうという場面も見受けられましたが、やはり動きの鈍ったところでは、中々井上選手の術中から逃れられず、最後のパウンドに至るまでに、既に勝負が決まっている部分もあったので、試合のエンディングとしては、後ろに引っ張ったかなというところが見受けられはしましたが、のぶゆき選手というユーティリティーのある曲者を圧倒的にしりぞけたという事で、井上選手はこの次の試合が、一つ注目ではないかなと思います。面白い試合でした。

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