image 前回1月に試合を行って、早い期間での復帰戦になると思いますが・・・
佐藤光留:負けたら復帰戦って言われるのはチョット・・・格闘技業界の悪しき習慣というか。復帰って言ったって別にどこも(怪我は無い)。試合で骨が折れたとかで負けての復帰なら分かるけど、勝った負けたは関係ないですよ。

昨年は無差別級路線を突き進みましたが体重差やパワーの差などは感じましたか?
佐藤光留:小椋(誠志)選手とやった時ぐらいかな。小椋選手と闘って感じなかったら馬鹿でしょう(笑)阿呆でしょうアレで感じなかったら。

あの試合の時は体重差が約60kg(佐藤85.2kg、小椋143.6kg)ありました。
佐藤光留:60kgっすよ!志田(幹)さんか誰かがインタビューか何かで「もうちょっと総合の技術を」って言っていたけど、あんな体型で総合の技術やってたらね、こんな所でデビューしてねぇって(笑)

では、小椋選手以外では?
佐藤光留:後は別に。ポアイ(菅沼)選手と闘ってもスタンドじゃ力負けは無かったですよ。組んだときには。ポアイ選手の闘い方が僕の得意な闘い方だったので。パンチには凄いバネみたいなものを感じましたね。後は、桜木(裕司)選手の足が太かったなぁって。いや、ホントホント。丸太で蹴られるってこうゆう感じなんだなぁって感じましたね。

今、お話が出ましたポアイ選手と桜木選手が今度の5/2(火)ヘビー級トーナメントAブロック準決勝で試合をします。両選手と対戦経験のある佐藤選手はどのような試合になると思いますか?
佐藤光留:わかんないっす(笑)ただ、似たようなタイプという意味で桜木選手と野地(竜太)選手が重なるんで11月のような試合(11/4後楽園大会、野地・ポアイ戦)になる気はしますけど、桜木選手はカウンターを取るのが非常に上手い。ですからポアイ選手のパンチを掻い潜って何かを当てるのかも知れないですね。ポアイ選手は狙って一撃で打ってくるというよりも数を打ってダメージを与える闘い方をしている印象がありますね。まさかの桜木裕司アンクルホールドで勝利!とかだったら面白いだろうなぁ(笑)

今回、久々のミドル級戦での試合になりますがミドル級の試合を受けようと思ったきっかけは?
佐藤光留:それじゃないと試合が無かったんですよ(笑)今までは「無差別は俺の庭じゃ!」って岡山弁で闘っとったけども、今回は花澤(大介13)選手が大阪で試合をすると。で、ミドル誰かいないかってなった時に「空いているんだったら僕に試合をやらせて下さい。何でもやりますから!」という追い詰められた謙虚な心がミドル級になったわけですよ。どっちかって言うと、僕がミドルになったんじゃなくて花澤選手のお披露目ですよね。それに僕が横から茶々入れて出させてもらうと。いや、ホントそんな感覚ですよ。

佐藤選手も地元は岡山県で大阪とも近いと思いますが・・・
佐藤光留:いや、近いっていっても全然違いますよ。岡山と大阪は。横浜と東京が近いのに全然違うのと一緒ですよ。未来レール岡山と商人の街大阪は全然違いますから。でも、(佐藤選手の)母親来るって言ってましたよ。一人で(笑)あれ?昨日、誕生日じゃなかったけ?(インタビュー収録日は3/16・木)電話するの忘れてた。いいや、これに書いておいて「おめでとう」って。

今回、久々の減量だったと思いますがいかがでしたか?
佐藤光留:いやぁ、全然大丈夫っすよ。トレーニングコーチである北岡悟キュンが「佐藤さん、それじゃ甘いっすよ」って常に言ってくれるんで(笑)

では、北岡選手の指示の基、減量に励んでいると。
佐藤光留:指示の基って言うか、北岡に怒られないって言うのが減量の一つの目安なんで。だって、北岡は相当厳しいですからね。厳しいっていうか、それを嫌々やっているんじゃなくて当たり前と思ってちゃんとやる人だから。その横で我慢するのがイヤだとか、こんな減量俺にはできねぇとか言えないですよ。

今年も既に3月ですが、今年の目標は?
佐藤光留:(真面目に)来年、結婚します。

・・・爆弾発言ですね。
佐藤光留:しますというか、するように頑張ります。まぁ、まだ彼女いないんだけどね(笑)まず、彼女を作って、年末には親に会わせて、来年には結婚と。これを目標にいきます。もし、今年中に(彼女を作るのが)ダメだったら来年の初めに結婚相談所に行きます。・・・格闘技のことなんてわからねぇよ。今、思っていることが全てじゃないですから。今、ランキングがこうで誰々でってやっていく中で今年も格闘技界にシンデレラボーイが生まれてくるとも思うし、まぁ、俺じゃないだろうけど(笑)何が起こるか分かんないっすからね。○○の××が○△□×▽だったりするわけじゃないですか(笑)ねぇ?

・・・。
佐藤光留:俺、○×△とも△◇□なんだ。○×と▽◇△があるんだという▽□×◇○あるんだ。だから○□×◇なんだよ。気づいたときには大爆笑。これ、ちゃんと載せてね。

えっ、ホントですか?
佐藤光留:当たり前だよ。伏字入りでいいから。

・・・分かりました。
佐藤光留:ズラーって伏字でいいから(笑)

えー、昨年はエキシビションマッチやプロアマキャッチの試合も入れるとismの中で最多出場になりますが・・・(佐藤選手は7試合。パンクラス全体だと前田吉朗選手の8試合が最多出場)
佐藤光留:そうだっけ?あー、でも去年の7月に復帰して、7、9、10、12、1、3に試合をやっているでしょ。これにプラスして6月まで2試合してやっと8試合。これで、いかに(前田)吉朗がとんでもないペースで試合しているか分かりましたよ。

では、今年はその試合ペースを抜くと?
佐藤光留:無理。7試合やったから頑張ろうというんだと試合は出来ないですね。じゃなくて、ノッている時にやる。ノッてなくてもやる。ってやってるとそういう結果になったんです。初めに結果を見るんではなくて、なんで佐藤光留はそんなに出来たのか?と考えたらそこに何か目標なり、自分のやりたい試合の思いなりがあったわけですよ。日常生活だってそうですよ。例えば、皿洗いでもキレイに丁寧に皿を洗っていて気がついたら夜中だった。でも、お皿はキレイに積み重なっている。そういうもんですよ。今回、真面目だな〜俺(笑)長渕剛聞きすぎだよね。

昨年7月からコンスタントに試合を重ねてきたわけですが疲労やダメージは蓄積されているのではないでしょうか?
佐藤光留:疲労ズ?HERO'S?

・・・。
佐藤光留:ダメージの無い格闘技なんて面白くないし。そんな気がしますけどね。

では、最後に佐藤選手の試合を楽しみにしている・・・
佐藤光留:誰もいねぇよ・・・。

・・・では、梅田大会に来てくださるファンの皆様にメッセージをお願いします。
佐藤光留:13のパワーを見ろ!・・・皆、脅すんだもん凄いパワーですよって。そしたらアライ(ケンジ)が「物凄く硬いです!」って言うんですよ。石像と闘うわけじゃねぇんだぞ(笑)そんなに硬かったら動くわけねぇじゃん。マジで。
 別に僕の試合なんて誰も楽しみにしてないですよ(小声で)

そんなことないんじゃないですか?
佐藤光留:いや、ホントホント。皆、吉朗と北岡を見に来るんですよ。更に地元の選手も出るじゃないですか。

熊本(9/3パンクラスZ)でも黄色いTシャツ(光留塾Tシャツ)を着ているファンの方もいましたし・・・
佐藤光留:あーゆー怪電波には何を言わなくても、このインタビューを見ただけで黄色いTシャツをビンビン着るわけですよ。僕は「頑張るから応援して下さい」って言うのは嫌いなんですよ。頑張るのは当たり前出し、応援はしてくれって言うもんじゃなくて、されるものですから。一般世間の人は応援なんてされないわけですよ。だけど、何かのために頑張っているわけですよ。なのに、客前に出る俺らが「頑張るから応援して下さい」って言うのはおかしいと思う。でも、黄色いTシャツは買ってください(笑)そろそろ、オフィシャル商品になる噂もあるので。知らんけど(笑)あと、ismの皆がブログ始めるんでしょ?あれに僕の無いから僕のを読みたい人は捜して来て下さい(笑)

佐藤光留選手database