第5試合 フェザー級戦 5分3ラウンド
志田幹
(パンクラスP's LAB東京)
vs ダマッシオ・ペイジ×
(ジャクソンズ・サブミッション・ファイティング)
3R 5:00、判定/3-0
判定:和田良覚(30-26)岡本浩稔(30-28)廣戸聡一(30-28)
■ 志田幹(63.9kg) セコンド:北岡悟
■ ダマッシオ・ペイジ(63.8kg)
レフェリー:梅木良則

現在、正統派の攻撃力を持つ志田選手の打撃というのは、スケールが一番あるのではと思う位、思い切りが良く、威力があります。そしてペイジ選手は平均点の高い選手だという事を聞いていたので、志田選手がどれ程の威力を発揮するか注目していました。
志田選手は3-0で勝利し、要所での決めの強さを見せてくれましたが、ペイジ選手はどうだったのかというと、本当にアグレッシブで完全な攻撃型の選手でした。加えて、もう志田選手が決めるのではというところから返して行く展開が2回あり、ポイントは明らかに開きましたが、そういう粘り強いグラップリングの野生的な守り、逃げも見せてくれました。良く日本人選手が一撃をしてほっとする空間を破る様に波状攻撃が出来たり、まさかという思いもよらない攻撃の仕方もきちんと出来ていて、今後経験を積んでくれとやっかいな選手で、またフェザー級に変な選手がきちゃいました(笑)というところで、ファンの方々としては大変楽しみな選手でした。
ポイント差は、ダマッシオ選手がどうのこうのというよりは、P's LAB東京の志田選手が大変良く仕上がって来ているという所での得点だと思います。 大変面白い試合でした。

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