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: | tourarchive | : | 2006 |
  
正に僅差の試合でした。判定シートで言うと、梅木20-19、廣戸、和田がそれぞれ20-20のドロー判定ですが、サドンデスという事で、微妙な差で、松田選手にポイントを入れた、というところです。ですので、お互いが、後輩先輩の仲という事も聞いていますし、手の内も知っている中で、体重も200g程しか差がありませんから、小細工する事無く、正面からぶつかるという雰囲気でした。西内選手もどんどん仕掛けて行き、あるところではカウンターで攻めたり、松田選手も積極的な、セオリーに従った王道の打撃と、強い足腰を駆使し、両者とも一歩も引かない試合でした。 勝負の分かれ目は何かと言うと、2ラウンドに入ってからの積極の差だったと思います。一本に通じる為の布石、そういう所まで含め、松田選手が優位に進めたのではとないかなというところだと思います。西内選手も梅木はワンマーク付けていますが、それは一本取りかかった場面で、そこに重きを置いたポイントだと思います。それは私たちも重きを置いていますが、それと松田選手の細かい技の複合のポイントのイーブンで、本当に拮抗した試合でした。 もしこのカードがもう一度あるとするならば、今度はベルトや、何か挑戦権を賭けて、熾烈な状況で闘ってもらったりすると、もっとヒートアップして面白い試合になるのではないかなと思います。再戦するならば、是非とも1本決着の試合に期待したいです。 松田選手は、よくがんばりました。 >>> N E X T  | |||||||||||||||||||||
