update：8.14 8.27横浜文化体育館大会 佐藤光留選手公開練習

■ 第4試合　ミドル級戦　5分3ラウンド
ランキング6位 佐藤光留 (パンクラスism)		vs		ランキング1位 竹内出 (SKアブソリュート)
5/2(火)後楽園ホール大会で“真・足関十段”花井岳文(TWIST)とキャッチレスリング・ルールで対戦し、互いに一本を狙う緊迫した試合を展開した佐藤。一方、同じく5/2(火)後楽園ホール大会でアザード・アスガロフ(アリエフ・プロフェッショナル・チーム)と対戦。抜群の安定感を誇るグラウンドテクニックで相手に何もさせず完封勝利を挙げた竹内。 常に挑戦し続ける“パンクラスの無差別オトコ”佐藤が自身のテリトリーであるミドル級でトップランカー竹内を相手にパンクラシストの意地と誇りを見せ付けるのか？それとも、約1年越しとなる総帥・松本天心の仇討ちに臨む竹内が底なしのスタミナと不屈のファイトスタイルでコマンドサンビストの強さを証明するのか？ 因縁浅からぬ佐藤と竹内が闘志に火をつけ激突する“ism”vs“SK”最大の決戦！

■ 8月27日(日)横浜文化体育館大会出場、佐藤光留選手公開練習
■ 日　時　：8月14日(月)15:00〜
■ 場　所　：秋葉原
■ 参加選手：
・佐藤光留選手(パンクラスism)
・山木陽介選手(探偵ファイル)



： 今日、こういう公開練習になった経緯は？
■ 佐藤光留：一緒にやっていただいた(『探偵ファイル』の)山木さんが同じ日に試合で、結構長い間一緒に練習してきたので、せっかくなので一緒にやろうということです。あとは完全に次の自分の試合に向けてほぼ120%自分を見失ってるので(苦笑)、そんな見失った自分を取り戻そうとしたらこんなになりました。今年の1月にも同じこと言った気がするなあ(笑)。

： 本来の自分を取り戻す？
■ 佐藤光留：取り戻そうと思ったらこうなったということですね。好きなんすよね、こういうの(笑)。

： 今度の試合に関する意気込みは？
■ 佐藤光留：竹内選手が相手なんで。今まで自分がやってきた人が弱いってわけじゃないんですけど。竹内選手っていろいろ言われてるんですけど、いざ自分が試合だということで見つめ直すと、非常に格闘技に対して真剣で、真摯な態度をもたれてる方なんで、それを思い直したときに、自分はこのままじゃいけないと。ウェイトトレーニングも始め、北岡と一緒に出稽古にも行かせていただき、パンチのミットを伊藤さんに持っていただき、それはそれでいいんです、格闘技のこととして。ただその中で、本来の自分ってこんなんじゃないよなって。みんながやってることをなぞるのって、俺じゃねえなって感じたんで、せめて公開練習でこういった形でできるときに、溜まった分を吐き出したら、(公園の)砂をたくさん飲み込みました(笑)。千代田区の砂は辛いなあ(笑)。

： 竹内選手はおちょくられたと思うのでは？
■ 佐藤光留：竹内選手じゃなくてもそう思うでしょ(笑)。かといって僕が広尾の道場で3分1Rでスパーリングやりますってなっても、どんだけのもんが動くねんってことですよ。去年、竹内選手に挑戦状を送られて、リング上でポアイ選手に殴られた後で、その後で吐き出したことが、パンクラスは団体ですから、よその所属のチームから次々と新しい新星が呼ばれてきてる、そういう格闘技のプロモーションじゃないと。団体ですから。人が来ないと、僕らは明日から生きていけないですから。だから、おちょくられるにしても何にしても、俺、必死で生きているんで。非常に説得力の無い格好で申し訳ないんですけど(笑)。

： 1年越しの対決だが？
■ 佐藤光留：1年前と違うのは、僕のほうから竹内選手とやらせてくださいと言ったので。

： それは自分の中で何かあったのでしょうか？
■ 佐藤光留：早くね、ミドル級を卒業したいんですよ。もうやりたくない、ミドル級。早く無差別に戻りたい。3月に花澤選手とやったときも、もう無差別だとお前出るところないよっていう無言のメッセージをパンクラスからいただいておりまして。で、ミドルなら空いているって言われて、このチャンス逃しちゃいけないと思って、3月ミドルに落としたんです。まだこれ追試のひとつなんで、ミドルじゃないと竹内選手やってくんないんで。でも、本当、岡見選手に『D.O.G』でやられた後によく受けてくれたって正直な感想ですね。非常に嬉しいです。

： 1年前とは状況が違う？
■ 佐藤光留：あれは双方の誤解ですからね。あの後、大人の話し合いもあったんですけど。改めてこうして試合が決まってみると、竹内出っていうのは偉大なんだなって感じますね。

： ちょっと因縁めいたところがあるのかなと思うのですが。
■ 佐藤光留：互いに岡山最強を名乗ってますから(笑)。これ勝ったら、次に松井大二郎選手とやって、田村潔司選手とやって、それで勝ってやっと岡山最強ですからね。高い壁だなあ、3つとも！ 全然越えられねえよ。世界一強くならなくてもいいから、岡山で一番強くなりたいというこだわりがあって、それが周りに全然通用しないのが岡山県人の特徴ですね(笑)。