update:9.28 10.1梅田ステラホール大会 近藤有己選手、囲み会見 |
■ 10月1日(日)梅田ステラホール大会、近藤有己選手、囲み会見
■ 日 時 :9月27日(水)19:30〜
■ 場 所 :P's LAB東京
■ 参加選手:近藤有己選手(パンクラスism)
■ メインイベント ライトヘビー級戦 5分3ラウンド | ||||
第3代ライトヘビー級王者 近藤有己 (パンクラスism) |
vs |
ジョン・フランソワ・レノグ/初参戦 (フリー) | ||
8/27(日)横浜文化体育館大会においてライトヘビー級王者として挑戦者・松井大二郎(フリー)を迎え撃ち、見事初防衛に成功した近藤。対するは、ヨーロッパを中心に活躍し5月『WFC』ではTKO勝利を挙げているオールラウンダーのジョン・フランソワ・レノグ。 復帰戦を勝利で飾った“パンクラスの絶対エース”近藤が中一ヶ月で復帰第2戦に臨む! 未だに進化を続ける近藤が約4年半ぶりの梅田で新しい近藤を見せるのか?それとも強靭な肉体と高い身体能力であらゆる局面からでも繰り出される強烈な打撃でレノグが初参戦で金星を挙げるのか? 秋の大阪を締めくくる激戦必至のライトヘビー級戦! |
: 試合まで一週間切っていますが、体調の方はいかがでしょうか?
■ 近藤有己:すごくいいです。
: 具体的にどのようなところが?
■ 近藤有己:涼しいので、練習も夏と比べて動けています。
: 今回のレノグ戦に向けてどこを強化したのか、トレーニングで変えた部分などはありますか?
■ 近藤有己:関節技を極めにいくところをちょっとだけ意識して強化した感じですかね。
: それは一本を狙うという意味合いで?
■ 近藤有己:そうですね、最近一本勝ちしていなんで。
: 今回八月以来、中一ヶ月あっての試合なんですけど、それまでは大分試合間隔空いていたじゃないですか。それについてどのように思いますか?
■ 近藤有己:今のところは丁度いいくらいに思っています。
: 前回、試合後に「毎月試合をやりたい」って話があったと思うんですけど、それは試合後に近藤さんが尾崎社長に打診をしたんですか?
■ 近藤有己:そうですね。前々からちょっと言っていたんですけど、「じゃあ今度はいつにしようか」って言われて。
: それは何か狙いがあってのことですか?
■ 近藤有己:そうですね。経験を積みたいって感じで。
: 何故そのような気持ちに?
■ 近藤有己:まだまだ伸びていけるなって自分の中にあって。今回は月一回のペースでっていうのは今回初めてで、それが続くかわからないじゃないですけども、やれるなら今しかないなって。そういうペースで自分を高めていけるのは今しかないなって思うんで。
: 試合数をこなすというのと、対戦相手を強豪であったりとかあると思うんですけど、今回は前者の意味ですか?
■ 近藤有己:そうですね。どっちも大事だと思うんですけど、試合間隔もある程度詰めていって、強い人とやるのが一番でしょうけど、どちらかと言えば試合をとにかくやりたいっていうことです。
: 相手のレノグ選手についてはいかがでしょうか? 印象は?
■ 近藤有己:爆発力のある選手で、打撃が怖いですね。一発も貰いたくない。
: それは国内の、前回の試合を見てそういう風に感じ取られた?
■ 近藤有己:そうですね。
: 逆にどういう部分を気をつけたいですか?
■ 近藤有己:打撃を貰わないっていうことですね。
: 関節技を強化したっていうのはそういう理由で?
■ 近藤有己:いや、そういうんじゃなくって気分的に関節を極めたいってだけで。別に今回それを出したいとかっていうことではなく、ただ前回から今の時期まで強化されたっていうのはそういう部分だってだけで。
: 最近はK.O.気分よりかは一本気分なんですか?
■ 近藤有己:そうですね。はい(笑)。
: 何か相手を殴ってねじ伏せるって発想じゃなく、何か別の発想に落ち着いたとかそういう理由があってのことですか?
■ 近藤有己:あまり関係ないですけどね。あえて言えば、っていうレベルで。そんなに相手を殴りたいかって言えば、全然…ボコボコにしたいんで、あまり関係ないですけど。
: 大阪は久々ですが、印象は?
■ 近藤有己:特に変わりはないですね。中々普段見てもらえない人たちに見てもらえるかなって。それは感じますけど、リングに上がって特に変わるってねうのはないですね。
: 極めを強くするっていうのは具体的にどのようなことを?
■ 近藤有己:スパーリングをしました。
: 極めっこみたいな?
■ 近藤有己:はい。
: 何か触発されたとかではなくて?
■ 近藤有己:特にされてないです。
: 自分の中で課題として極めを強くしたって言うのは前からあったんですか?
■ 近藤有己:そうですね。やっぱり試合を時間内に終わらせたいんで。プロとしてそういうところも大事だなって感じますね。
: それには打撃だけでは物足りないと?
■ 近藤有己:そうですね、はい。
: 前回が判定っていうことも影響しているのかなって思うんですが?
■ 近藤有己:そうですね。
: あんまり判定っていうのは、PRIDEでも判定で結果が決まる試合とかもあったと思うんですが、それも含めてなんだかな…って思ったように受け取られたのですが。
■ 近藤有己:ん〜…そうですね。そこにやっぱりお客さんがあっての試合としてやっぱり一本勝ちを狙っていきたいな、と。自分の技というか武器というのは揃えていかないといけないな、と。そういうところは感じますね。まだまだ自分の武器が足りないと感じるところがあって、どうにかしていきたいなっていう感じですね。
: そういう極めの強化として、目標としている人や理想としているスタイルはありますか?
■ 近藤有己:極めの強い人は皆目標というか、お手本にしていますね。格闘技の色んな選手がいますけど。
: 例えば特にこの技を強化しているとかありますか?
■ 近藤有己:簡単な技から。
: 基本から?
■ 近藤有己:基本からやっていますね。
: 基本からやると新しい発見があるワケですか? 今も相当なキャリアがありますけども。
■ 近藤有己:そうですね、うん。色んな選手の映像とかも見て、同じ例えばスリーパーとか、こういうところでこういう感じで極めているんだなってすごい勉強になったり。それを練習で試してみると今まで極められなかったものが極められるようになったりとか。そういう、なんて言うんですかね…発見みたいなものはありますね。
: 先ほど試合数をたくさんこなしていきたいと仰いましたけど、今までも相当な試合をこなされていると思うんですけど、それは例えば試合の間隔を空けて練習で何か今みたいなものを突き詰めていくってだけじゃなく、試合の中でしか見つけられないものが別にあるワケですか?
■ 近藤有己:そうですね。練習ってどこか遠慮してたりとか、いい意味で遠慮するというか。試合って遠慮なしに試せるところだと思うんですよね。本当にガチのスパーリングって感覚でできる。そこで怪我してもさせられても文句なしっていうか。
: さっきのボコボコにしたいっていうのもある意味そういうような発想からなんですかね?
■ 近藤有己:まあちょっと言い過ぎましたけど(笑)。相手が別に好きとか嫌いとかじゃなくって、好きでも嫌いでもやっぱり練習だったらお互い遠慮しちゃうところがあって。そういうところの経験ですよね。そういうのがないところの、ちょっとした集中したスパーリングができると言うか。
: もっとギリギリの経験をしたい?
■ 近藤有己:そうですね。
: 昔は結構アンクルホールドが得意でしたよね?
■ 近藤有己:そうですね。
: あれはちょっと封印したとかあるんですか?
■ 近藤有己:いや、そういうワケじゃないですね。今回もチャンスがあれば狙ったいきたいです。
: 切れ味は増してますか?
■ 近藤有己:いや、大して増してないですね(笑)。
: 今自信のあるサブミッションってありますか?
■ 近藤有己:まぁ、幾つかありますけどちょっと言えないですね。言っちゃうとやっぱり警戒されちゃうんで。
: 幾つくらいありますか?
■ 近藤有己:一個だけです(笑)。少ないですね(笑)。
: 先日川村選手がダニエル・アカーシオにすごいK.O.勝ちしたんですけど、アレには刺激を受けましたか?
■ 近藤有己:刺激は特に受けてないですね。
: 自分も決めたいなとか。
■ 近藤有己:いや、特にそういう感覚はなかったです。
: どんな感想を持ちましたか?
■ 近藤有己:すごい良かったなって言うか…嬉しかったですね。
: 川村選手と練習されているワケですよね?
■ 近藤有己:はい。
: パンクラスを背負って立つ発言がありましたけど。
■ 近藤有己:誰がですか?
: 川村選手です。
■ 近藤有己:あ、そうですか。
: それを聞いてどう思われましたか?
■ 近藤有己:聞いてないです。なんて言ってたのか。
: 試合後のインタビューで…。それを今聞いてどう思われましたか?
■ 近藤有己:どんな事言っていたんですか?
: 自分がこれからパンクラスを背負って立つ、と。
■ 近藤有己:いやホント頑張ってほしいですね。
: 川村選手と同じ階級になりますけど、その件に関して意識しますか?
■ 近藤有己:ないですね、ハイ。
: 当たることはないと思うんですが…。
■ 近藤有己:いや当たることもあるかもしれませんけどね。
: それでも意識はないですか?
■ 近藤有己:自分的には全然意識はないですね。
: 今回、試合前でアレですけど当面の目標はこの試合ですが、その後の、年内の行動とかは近藤さんの中でどのようにお考えですか?
■ 近藤有己:まぁ、パンクラスのその後の大会とか色々あると思うんで。そういうのとか、まぁ…何でもいいですけどね。どれでもいいですよ。試合ができれば。
: 年末のPRIDEの男祭りとか。
■ 近藤有己:出たいですね、ハイ。
: 勿論視野には入っている?
■ 近藤有己:ん〜…そこまでは正直入っていないですね。出たいなっていう気持ちはありますけど。それくらいしかないです。
: 前回の試合で明るさとか激しさを取り戻したいというテーマがあったと思うんですけど、それは続行中ですか?
■ 近藤有己:はい。でも、大分秋も深まってきたので(笑)。ちょっと深みのある近藤有己を見せたいですね。
: 季節によって考えるんですか(笑)?
■ 近藤有己:(笑)。
: それはこの後書道で書くことに関係してくるんですか?
■ 近藤有己:ん〜…どうですかね。大したことないですよ(笑)。敢えて気合を入れて答えることでもないですよ。
: ちなみに、書道の経験などはどれくらいですか?
■ 近藤有己:小学校1年生のときに3ヶ月くらいですかね(笑)。筋は良いって言われてたんですけど。
: 段とかは?
■ 近藤有己:何もないですね。平仮名しかやりませんでしたよ。
: それ以来っていうことですか?学校とかでやったりとかは?
■ 近藤有己:授業だけですね。
: 中学くらいまで?
■ 近藤有己:そうですね。
: (書道を終えて)秋勝ちっていうのはどのような意味が?
■ 近藤有己:一本勝ちとか優勢勝ちとかってあるじゃないですか。それと同じような感じで秋勝ち。…って何言っているんですかね(笑)。