
: まず、正式に先生のご紹介をお願いします・・・。
■ 佐藤光留:知らないのか?夜中やってるだろ、TVKとかで、福島テレビとかで!トリューズ・ブート・キャンプの考案者、トリュー・ブランクス先生だよ!見たことあるだろ!
: どちらでお知り合いになられたんですか?
■ 佐藤光留:ここで初めてだよ。
: じゃあ、今日は光留選手のためにエクササイズを教えていただいて。
■ 佐藤光留:あれはDVDの中の1つだから。あれを27日までに続ければ何とかなるんじゃないかと淡い期待はしております。
: 先生、鼻息荒いですけど大丈夫ですか?
■ トリュー:ノープロブレム。
■ 佐藤光留:ノープロブレムだって言ったろ!集中して聞け!
: 先生がセレクトした曲は竹内出選手の入場曲でしたが・・・。
■ 佐藤光留:あれはアメリカのチャートを常ににぎわせているスピードリミッツですから。
: まさかあの曲がここで聴けるとは思わなかったですが。
■ 佐藤光留:僕も思わなかったです。
: このエクササイズで体力は上がるという確信はできましたか?
■ 佐藤光留:はい。最後のヴァンダムの動きのやつなんか息上がりっ放しでしたよ。ブルース・リー派なんですけどね。ヴァンダム派に変わろうかな。
: 試合のほうも大丈夫ですね?
■ 佐藤光留:そうですね。問題は夏バテで体力がなくなることだけだったんで。
: 練習ではクリンチからのアッパーを見せていましたが?
■ 佐藤光留:川村が得意だったからやっただけです(笑)。ミットの練習なんか普段しねーもん。
: 相手の福田力選手の印象は?同じレスリング出身ですが。
■ 佐藤光留:怖い。こんなことしてて大丈夫だろうか?なまじ日本人だけに怖い。レスリングつっても僕は高校3年間だけですから。あっちは大学までやってるわけですから。体力的にも圧倒的に不利だったのを今日こうやって助けていただいたわけですから、何とかせねばなるまいと。
: キーワードは体力だった?
■ 佐藤光留:はい。まあでも、フルラウンドっていっても2ラウンドですからね。
: 先生のほうからアドバイスを・・・。
■ トリュー:・・・。
■ 佐藤光留:おい!先生の一言一句は宝石なんだよ。空気読め! ・・・かつてこんなに皆が首をかしげた公開練習があっただろうか・・・。
: そろそろネタが厳しくなってきたのでは?
■ 佐藤光留:・・・自信はあったんですけどね。すべてのことはリアルに起きてる現実です。ただ、こんなに早く試合が決まると思ってなかったもので。そしたらたまたまトリュー・ブランクス先生がいたので、2日間必死に嫌がる先生を説得し、本日来ていただいたわけでございます。
: 先生は試合当日はセコンドには?
■ 佐藤光留:日本語がしゃべれないセコンドをつけると問題があるので・・・。