■ 日時：7月23日(月)17:00〜
■ 場所：KILLER BEE
■ 参加者：福田力(KILLER BEE)

： アメリカでの試合はどうでしたか？
■ 福田力：ケージの試合は3回目だったんですけど、アメリカでケージの試合は初めてだったんで、ちょっと緊張しました。でも上がっちゃえば、変わりなかったです。

： 試合内容的にはどうでしたか？
■ 福田力：相手が長身の選手だったんで、あんまり打撃で戦いたくないなと思って、テイクダウンしてパウンドで勝ちました。

： アメリカでの試合は気持ち的にどうでしたか？
■ 福田力：相手が地元の選手だったからブーイングとかされて、ちょっと緊張したかもしれないです。でもいい経験になりました。

： その前後ではアメリカでトレーニングをされたんですか？
■ 福田力：アメリカのキックボクシングアカデミーや、ラスベガスのランディ・クートゥアー選手のジムで練習させてもらってました。日本に帰ってきてからも、GRABAKAやパワーオブドリームとかで練習していました。自分と同じ体重のトップの選手と、日本でもアメリカでも練習させてもらいました。以前はどうしても軽い人とのスパーリングが多くて、ミットとかバックとかを中心に練習してたんですけど、今はお互いを殺し合うようにハードなスパーリングを続けてて、すごく状態はいいです。

： KILLER BEEの選手だと自分の体格に合う選手かいないから他のジムに行かれてると？
■ 福田力：そうですね、やっぱりスパーリングが1番大事なんで。色んな選手とやれたのが、すごく貴重な経験になってます。

： アメリカで練習した期間はどれくらいですか？
■ 福田力：半年くらいですね。

： アメリカでの練習と日本での練習の違いは？
■ 福田力：うーん・・・人種も何もかも様々じゃないですか。例えば手足が長くて軽量級のDJ.taiki選手のような重量級の選手がアメリカにはいるんですよ。でも日本にはそういう選手って重量級では難しくなっちゃうんで、そういう色んな体格の選手とスパーリングできたことが1番大きかったですね。

： 自分が感銘を受けた選手はいますか？
■ 福田力：いっぱいいるんですけど、1番フィル・バローニ選手にお世話になりました。

： 自分ではどこを伸ばそうと思って練習していましたか？
■ 福田力：今までは総合的って思ってたんですけど、もっとより総合的に。極端な話、相手が打撃の選手だったらグラウンドで戦えばいいし、グラウンドの選手だったら打撃で戦えばいいし。でも今のトップ選手は全部できるんで、自分もそういう風になりたいですね。

： 佐藤選手は福田選手の事を恐いと言っていたんですが、福田選手から見て佐藤選手の印象は？
■ 福田力：タフな選手だと思います。パンクラスの選手は、すごく短い間に何試合もして、経験豊富でタフなイメージなんで。

： どのような試合にしたいですか？
■ 福田力：始まってみないとわからないんですけど、佐藤選手は足関節が得意なんで、それに気をつけながら戦いたいです。スタンドでもグラウンドでも準備はしてきたんで、とにかくアグレッシブに行きたいなと思ってます。

： 日本での試合は久しぶりだと思うんですが、その辺の感覚は大丈夫ですか？
■ 福田力：それも始まってみないとわからないんですけど、自分では良い練習がずっと出来てたんで大丈夫だと思います。

： 勝ち方の理想は？
■ 福田力：一本かKOで勝てるのが1番いいですけどね。とにかく勝ちたいです。

： 佐藤選手はコスプレを着て、スパーリングや公開練習をしますが、その事についてどう思いますか？
■ 福田力：特には何も思わないですね、選手の趣味の問題なんで。全然ムカついたりもしないです。

： パンクラスがbodogと提携しましたが、自分が参戦してみたいという気持ちはありますか？
■ 福田力：そうですね、参戦してみたいです。

： そういう意味でも今回の試合はすごく大事な試合ですね。
■ 福田力：はい。毎試合思ってる事なんですけど、1試合1試合どれが最後になるかわからないんで。

： パンクラスに参戦するのは久しぶりですが、目標をどの辺りに置いていますか？
■ 福田力：とりあえず1試合1試合を勝たない事には、次を考えても仕方ないんで。今は佐藤選手との試合を全力で頑張りたいです。

： 次の試合で1番見せたい所は何ですか？
■ 福田力：今回はフィジカルに頑張ったんで、スタミナとかパワーとか10分間動き続けられる体を作ってきたんで、そこを見てもらえればなと思います。

： 先ほど佐藤選手はタフだと言っていましたが、今回はスタミナ勝負になると？
■ 福田力：そうですね。スタミナ勝負になるとも、もちろん考えています。

： 試合の1番のポイントは何でしょうか？
■ 福田力：集中力だと思います。