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第5試合 ミドル級戦 5分2ラウンド
佐藤光留
(パンクラスism)
佐藤光留 vs 阿部健太郎 阿部健太郎×
(ハイブリッドレスリング山田道場)
2R 2:27、ギブアップ/チョークスリーパー
■ 佐藤光留(81.9kg) セコンド:川村亮
■ 阿部健太郎(80.9kg) セコンド:太田光一
レフェリー:和田良覚
気持ちよく一本で。
佐藤光留:ま、勝った瞬間は気持ちよかったですけど。途中は結構シンドかったです。あのー、ちょっと気負いがあったのと、見てもらったらわかるんですけど、久しぶりにちょっと身軽な感じで入場して。まあ、硬くなっていたけど、アレが絶対取ってやるっていう気持ちだけ思っていましたね。

身軽な入場に関して、どういう心境だったんでしょうか。
佐藤光留:こないだの、7月の負けで、4、7と負けたんですけど、二連敗って5年ぶりくらいなんですよ。まあ、間に引き分けとか挟んではちょっとありましたけど。今年試合をした実感がなかったので、今日はヘロヘロになってもとにかく一本、勝ちにいくぞって。そしたら、クソ生意気な川村がね、インターバル中に「皆一本待ってますよ」みたいなことを言いやがるからあのヤロー。お前、組技で一本はシンドイんだよ、みたいな(笑)。まあ、いい形で取れたんでよかったです。

お客さんも今日は凄いいっぱいでしたね。
佐藤光留:そうですね。まあ、坂口さんとかもいるし、俺も試合でもたくさん売ったっていう人もいるし。でも、知り合いとか誰でもいいんですよ。結局は観てもらうのが大事ですよ。アンチでも、ってわけじゃないですけど。「アンタ、ムカつくね」って言ってくれたら俺の勝ちですよ。(カメラを指差し)テメーの負けだぜ、ハッハッハ(笑)!

試合後の触れ合いも…。
佐藤光留:だって俺、皆が見上げるほど背もでかくないし、振り向くほどカッコよくもない。どうやったら皆に俺が生きているんだって伝えられるかなって言うと、やっぱり生で観てもらって、汗をかいてでもね、その手で応援してくれた人と握手する。さっきまでリングにいたヤツが目の前にいるって、どきどきするじゃないですか。一歩外でたら消えてしまいたいです。皆の前でだけ佐藤光留であったほうがいいです。…今周りにあまりファンの人がいないですけど。

散々触れ合ったじゃないですか。
佐藤光留:そうそうそう(笑)。

マイクでもありましたけど。
佐藤光留:一本勝ちして、休憩前だったんで。まあ俺には12月の興行もあったから。チケット売るのが俺の仕事なんで。友達少ないからさ、ここで言っておかないと売れないからさ、ハッハッハ(笑)。

直後に買っていく人いましたね。
佐藤光留:はい!買ってくれた人がいるのは嬉しいですよ。今は一枚、二枚かもしれないけど、そのうち俺が売ったら3000枚売れるようになるかもしれない。一年後かもしれないし、十年後かもしれないし。毎回、毎回それに向かって一歩ずつ走っていきますよ。

最後に言いたいことは?
佐藤光留:12月は必ずガジエフとやりますんで。今日はちょっと、サウスポーに初勝利だったんですけど、次は今日の10倍投げる!10倍極める!!…10倍極まったら反則か(笑)。…そんな感じで。チャンスがあれば12月31日に今年もプロレスサミット、絶対出るよ!