■ 第4試合　ミドル級戦　5分2ラウンド 佐藤光留 (パンクラスism) 佐々木恭介 (U-FILE CAMP.com) 2R 5分00秒、判定/0-0 判定：廣戸聡一(20-20)梅木良則(20-20)小菅賢次(20-20) ■佐藤光留(81.9kg)　セコンド：渡辺大介 ■佐々木恭介(78.9kg)　セコンド：田村潔司 レフェリー：和田良覚 お互い動きを止めない意地と意地、お互い背負っている自分1人では無いという事も感じさせつつ、闘っていたという感じです。印象は佐々木選手がオールラウンド、出入りを上手くしながら攻撃する、佐藤選手がこの試合で見せた中で、私が思ったのは、パンチに対しての見切りが良くなりました。以前だと頭を大きく後ろに反らせたりしてパンチを逃げていたのが、自分の頭を振る事なくギリギリで見切れる様になって来ました。そういう事を考えると、実は目で見てパンチを見切るという事では無い世界を、どうも佐藤選手は身に付けつつあるように思いました。 試合はそれぞれ攻防をしつつという形でしたが、相変わらず佐藤選手は自分で動いて自分が不利なポジションに入っていくというのが直ってないみたいです(笑)。いずれにしても、両選手とも思い切りが良く、良かったです。動き続けながら何とか相手に止めを刺そう、何とか一本取ろうと、勝つんだという、負けない試合をしなかったところに、この2人の選手が勝つ試合をしてくれているということで、本当に面白かったです。今の総合格闘技は、負けない試合をしたら本当につまらなくなってしまいます。そういう意味では、ある意味プロらしい試合だった様に思いました。試合終了直後、佐々木選手がマイクで次は佐々木選手のところのルールで試合をして、決着をつけよう等の話をしてましたが、どんな形でも良いですから、是非とも決着を付けてもらって、決着が付いたら、またその決着の仕返しをすれば良いので、何と無く面白い展開になってくれたら良いなと思います。ナイスファイトでした。 >>>　N E X T