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■ 第2試合 ミドル級戦 5分3ラウンド |
ランキング4位
石川英司
(パンクラスGRABAKA) |
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ランキング8位
中西裕一
(フリー)
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3R 5分00秒、判定/3-0 |
判定:梅木良則(30-30)岡本浩稔(30-29)廣戸聡一(30-29)
■石川英司(81.9kg) セコンド:菊田早苗、佐々木有生
■中西裕一(81.9kg)
レフェリー:和田良覚
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これも、何故第2試合なのか?という気もしますが、それぐらいこの大会は出し惜しみしないパンクラスの様な感じで、良いマッチメークを組んでくれたので、仕方の無い事だと思います。石川選手、中西選手、ともに良い選手です。そして良い選手の上に、「強い」という称号が付く選手です。これはどういう事かと言ったら、一撃で倒す能力があり、相手の油断、隙を見付けたら葬り去る能力、そして自分の勝つ方程式があるという事です。石川選手はテークダウンを取り、強いパウンドで。それを嫌い不用意に動いた選手には関節で決める事も出来ます。中西選手はどういう体勢からでも狙えるし、試合前のシャドー等を見ていると、打撃等、上手くなっているなと思います。本当に良く練習していると思います。
そういう中で、どこからでも攻めていける2人というところがあっての試合で、互角に進んでいったと思います。では何故差が付いたかということですが、これは本当に微妙であったと思います。石川選手が主導権を握りながら、強い打撃、技を仕掛けることが出来たのが僅差の判定になったのだと思います。これは引き分けでも良いと思いますし、それで十分だとも思います。ただ、中西選手に何が足りなかったのかと言えば、上手く動ける選手なので、受け返しの試合になるケースが多いです。上手いので、そのまま攻めに転じられるのですが、石川選手の厚い壁に突破口を開けられなかった事に、この判定差がついた様な気がします。
もう1度仕切り直しの試合が見たい。そんな2人の試合でした。
>>> N E X T
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