第4試合 ヘビー級戦 5分3ラウンド
ランキング1位
セハク
(和術慧舟會RJW)

野地竜太
(パンクラスMEGATON)
1R 4分25秒、KO/ボディへのヒザ(スタンド)
■セハク(99.85kg) セコンド:竹内出
■野地竜太(98.3kg) セコンド:矢野卓見
レフェリー:岡本浩稔

 決め技はボディーへの膝蹴りでした。これは立った間合いでの、基本的な、お手本の様な膝蹴りでした。何がお手本かと言うと、膝蹴りの後にきちんと追い討ちの打撃、攻撃が出来ていたという所です。セハク選手もヘビー級1位という事もあり、すごく積極的な試合だったと思います。野地選手の打撃にも臆する事無く安定した立ち回りを見せたいたと思います。逆にスタンドレスリングではすごく上手に組み、翻弄した部分もありました。この勝利は、野地選手がいよいよ総合の闘い方みたいなものに、色々な事で気付いてきたという所だと思います。ですから今後、野地選手としては離れ際、組み際、そういうところを突破口にして、総合の野地というものを作っていきたいだろうし、セハク選手としては組んでテークダウンを取って良いポジションを取るという事。それにヘビー級ですからワンパンチで勝負が決まる恐ろしさを秘めた中での闘いになると思いますので、この勝敗でランキングの変動はあるかも知れませんが、それでベルトへの道が遠のくわけではありませんから、仕切りなおして、両選手ともベルトに挑戦出来るよう頑張って欲しいと思います。

>>> N E X T